香害と言う造語について思う

ここのところ、香りについて情報を整理しています。

きっかけはシャボン玉石鹸さんが、「香害」と言う言葉を前面に出し始めたことに端を発します。

そんな簡単に「香害」という言葉を造語して良いのだろうかと疑問に思えたのです。


シャボン玉石けん公式サイト
https://www.shabon.com/kougai/

 

香害のきっかけは柔軟剤の匂いだったとの事です。

でも、その匂いは汗臭やワキガを避けたいと言う思いからで、汗臭さはエチケットだからきちんしましょうと処理出来ても、ワキガなどの体臭は生まれ持った個性そのもと考えると、これを毛嫌いするのもさて如何なものかと思えてしまいます。

そんな考えを巡らせる中、市井の意見として体臭などの匂いは感じ方も人それぞれであると穏便な意見が増えてくれば、それに反応するかのように過度な香水や柔軟剤の匂いへの嫌悪感の声が噴出しているようです。

 

これらの香りの話題に私の好きな京扇子の香木やお線香の香り、そして古くからある香道と言う文化はどう捉えれば良いだろうと思案していました。

やはり過度な匂いや場違いな匂いは香害なのだろうかと、このところ頭のどこかで考え続けていたのです。

 そう言えば、私が白檀の香りに好感を持っていた理由は、日常的に和服を着ていたおふくろの匂いだったのか、それとも祖母が焚くお線香の匂いだったのかさえももう忘れていたことに気が付く切っ掛けにもなりました。

 

 さて、線香の煙にはタバコの24倍の粉塵を含むというリスクと香りを楽しむと言うベネフィットが共在しています。

お線香を焚く楽しみもリスクばかり見てしまうと人生の楽しみを奪ってしたうかも知れ無いという事例にもなるだろうと思えます。
 森羅万象、ベネフィットのあるところにリスクは必ずあるものと考えることが大切なように思えます。とても乱暴な事なのですが・・・。と、考えてばかりいても仕方がないので、先ずは試して見なければ香りについて語れないと思い立ち、香炉一式を購入してみました。火をつけたお線香の火が消えた瞬間から、まるで京都のお寺にいるような香りに包まれます。

 思いの外なかなか良いものですよ、白檀のお線香の香りの中でこの難問の考えがまとまるかも知れません。

機会があれば、みなさんもお試しあれ。

ps.化学物質過敏症を特定物質過敏症もしくは特定物質不安症と提案した時※と同じように香害もこのカテゴリーに入れてみてはどうでしょうか。それほど乱暴ではないように思えます。病気ほどではないとするならば「特定芳香剤忌避感」でも良いのではと思えました。

文責 半谷輝己

 

※タバ コ ・蚊 取 線香 ・線 香 によ る空 気 汚染

https://www.jstage.jst.go.jp/article/seikatsueisei1957/21/5/21_5_167/_pdf/-char/ja
電磁波過敏症から電磁波不安症への提案

https://lema-0709.jimdofree.com/2018/08/03/%E9%9B%BB%E7%A3%81%E6%B3%A2%E9%81%8E%E6%95%8F%E7%97%87/