「かき氷のシロップはどれも同じ味!? 色と香りで違う味と感じるだけだった!」を読んで

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かき氷に限らず、ほとんどの食品や食材も同じようなものなのです。

舌が感じ取れる味覚は、苦味、酸味、甘味、塩味、うま味の五味となります。(辛味は味ではなく刺激)

私たちは、そこにフレーバー(匂い)が加わって初めて、自分の口に入っているものが、レモンやオレンジだと認識しています。この事は実際に目隠しをして鼻を摘まんで食べ比べてみるとよく分かります。

味覚だけでレモンやオレンジだと認識することはとても難しいと実感できるでしょう。

さらに、美味しさを判断するためには、ここに温度と色彩、そして鮮度が加わります。

そんなことを考えてみると、私たちが美味しさを判断するとき、天然や有機といったあってないような形容詞は舌で感じたものではなく頭で感じた味覚なのか知れません。

もし、本当にその違いが分かると言う方がいれば、あなたの舌や鼻はガスクロ※や液クロ※と同レベルの分析力をもっているそと自慢して大丈夫だと思います。

文責 半谷輝己


※ガスクロとは、ガスクロマトグラフィーの略称;混合物に含まれていて沸点を持つ物質の存在を検知することが出来る。

※液クロとは、高速液体クロマトグラフィーの略称;混合物に含まれている物質の分離し検知することができる